最近の研究で、その強度が「ものすごい」ってことが証明されました。
エッフェル塔、最先端技術で19世紀建築の堅牢さ証明
フランスの機械工業技術センター(CETIM)の専門家たちはこのほど、このパリを象徴する鉄塔を構成する鉄1万8000個に関するデータから、精密なコンピューターモデルを作りあげた。これを使って、ハリケーン級の強風や豪雨、猛暑、極寒、大雪にさらされた場合のシミュレーションを行ったところ、モニターに映ったエッフェル塔はどんな状況でも、頑としていたという。
エッフェル塔の管理会社SETEで構造安全管理の責任者を務める元海軍将校、ステファン・ルサン(Stephane Roussin)氏は「われわれは最近設けられたばかりの、最も厳しい欧州基準を採用してデジタル・シミュレーションによる強度実験を行っているが、エッフェル塔は本当に頑強だ。重量を倍にして計算しても、多少動きはするが、倒れはしない」と称賛する。
今年、エッフェル塔は19回目の再塗装を施される。2012年には1階の構造をオーバーホールする。塔自体の重量は8500トンだが、レストランやエレベーター、TVアンテナなどの設備すべてを含めるとさらに3000トンが加わる。
※詳細はこちら
要するに、エッフェル塔の改修工事や設備の拡充などを検討する際、
エッフェル塔がどのくらいの強度なのか?を 専門機関がコンピュータシミュレーションしたところ、
10倍の重量にしても、強風や豪雨・大雪などの気象条件に耐えうるってことがわかったんです!!
■やっぱり美しい!!エッフェル塔
ローマの剣闘士は何を戦うんでした
そんなエッフェル塔。 やっぱり美しいですね!! (^O^)/
世界遺産としては、「パリのセーヌ河岸」の構成資産のひとつとして登録されています。
※画像出所(Eiffel Tower Official Website)
夏はエッフェル塔の地上にプールが出現。現在はスケートリンクが開設されています。
■鉄の魔術師がつくったエッフェル塔
美しい上に、素晴らしい強度を持つこのエッフェル塔。少し解説しておきましょう。
●エッフェル塔のプロフィール
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パリのセーヌ左岸にあるエッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して1889年に開かれたパリ万博のメインモニュメントとして建設されました。高さは約300m。その後ラジオ・テレビ用のアンテナがつけられ現在は約324mの鉄の塔です。「鉄の貴婦人」とも呼ばれています。
1階・2階と最上階までエレベータで昇ることができます。最上階の展望台は273mの高さがあります。
万博に間に合わせるため、約2年ほどで建造されました。
ギュスターヴ・エッフェル[1832-1923](左)/モーリス・ケクラン[1856-1946](右)
※万博って何?っていう話はこちらの記事をどうぞ。
●エッフェル塔の建設
設計に関わったのは、上の写真にある、ギュスターヴ・エッフェル[1832-1923]とモーリス・ケクラン[1856-1946]。当初はケクランの設計とされましたが、彼はエッフェル社の社員だったこともあり、最終的にはエッフェルの設計、「エッフェル塔」の名称となりました。
戦いで何時間は、使用した投石
産業革命の象徴である鉄を使った建造物で、奇抜な外見だったので、建設当初は賛否両論がありました。文学者モーパッサンは、エッフェル塔1階のレストランに通ったそうです。その理由は「パリで唯一エッフェル塔を見なくて住む場所だから」とのこと。
パリ万博終了後に解体されそうになりましたが、軍事用の無線電波をエッフェル塔から送信することになり、国防上重要な建築物として、残されました。
2年でこれを完成させたエッフェルは「鉄の魔術師」とも呼ばれるようになりました。(納得です)
■鉄の魔術師はこれも設計した!!
有名な話ですが、エッフェル塔を設計した、エッフェルとケクランの二人は、これも設計したんです。
誰もが知っている!! アメリカの象徴
ニューヨーク州マンハッタン島の南西に浮かぶリバティ島に建つ巨大な像、自由の女神像は、1886年にアメリカ合衆国の建国100周年を祝ってフランスから贈られたもの。19世紀半ば、フランスの政治家エドゥアール・ラブライエは、政情不安のフランスと、南北戦争後の混乱に苦しむアメリカが、ともに自由と民主主義を尊ぶ国家にしたいという想いから、両国の「友好の証」として、このモニュメントの建設を発案しました。
制作を請け負ったのは、彫刻家フレデリック・バルトルディ。強風が吹くリバティ島に巨大な像をつくるのは困難と考えれれていましたが、エッフェルによる鉄加工の技術によりこの難題を克服しました。建設にあたっては、国民からの寄付と10年という歳月がかかり、約350のパーツに分けられてフランスからアメリカまで搬送されました。
女神像の作品名は「世界を照らす自由」。高さ93m(台座を含む)。右手には9mもある「たいまつ」、左手には「独立宣言書」が掲げられていて、足は奴隷制・専制政治を象徴する「鎖」が踏みつけられています。
アメリカ同時多発テロの標的とされたことから、一時閉鎖されていましたが、現在は人数制限つきで公開されています。
※詳細はこちら(WHC)
世界遺産に登録される文化財をみていると、「本物は生き残る」っていうことを実感します。
とりあえず、今のパリもNYも寒すぎるので、春を待ちますかね?? (^o^;)
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