2012年4月16日月曜日

Microsoft Visual Basic での ADO の使用


ADO プロジェクトのセットアップと ADO コードの作成は、Visual Basic と Visual Basic for Applications のいずれを使う場合も、ほとんど変わりありません。このトピックでは、Visual Basic と Visual Basic for Applications の両方における ADO の使用方法と違いについて説明します。

ADO ライブラリの参照

ADO ライブラリは、オブジェクトで参照します。

Microsoft Visual Basic から ADO を参照するには

  1. Visual Basic の [プロジェクト] メニューで [参照設定] をクリックします。
  2. 一覧から [Microsoft ActiveX Data Objects x.x Library] を選択します。少なくとも、次のライブラリも選択されていことを確認します。
    • Visual Basic for Applications
    • Visual Basic 実行時オブジェクトとプロシージャ
    • Visual Basic オブジェクトとプロシージャ
    • OLE Automation
  3. [OK] をクリックします。

たとえば、Microsoft Access を使って Visual Basic for Applications で簡単に ADO を実行することができます。

Microsoft Access から ADO を参照するには


どのクラスのCコレクションを作成する
  1. Microsoft Access で、[データベース] ウィンドウの [モジュール] タブからモジュールを選択または作成します。
  2. [ツール] メニューの [参照設定] をクリックします。
  3. 一覧から [Microsoft ActiveX Data Objects x.x Library] を選択します。少なくとも、次のライブラリも選択されていることを確認します。
    • Visual Basic for Applications
    • Microsoft Access 8.0 オブジェクト ライブラリ (またはそれ以降のバージョン)
    • Microsoft DAO 3.5 オブジェクト ライブラリ (またはそれ以降のバージョン)
  4. [OK] をクリックします。

Visual Basic における ADO オブジェクトの作成

オートメーション変数を作成し、その変数のオブジェクトをインスタンス作成するには、Dim または CreateObject の 2 つのメソッドのいずれかを使います。

Dim

Dim では、New キーワードを使って一度に ADO オブジェクトを宣言してインスタンス作成できます。

 Dim conn As New ADODB.Connection 

または、Dim ステートメントの宣言とオブジェクトのインスタンス作成を 2 段階で行うこともできます。


XSLTを使用して現在の時刻を( )を取得する方法
 Dim conn As ADODB.Connection Set conn = New ADODB.Connection 

注意   プロジェクト内で ADO ライブラリが正しく参照されていれば、ADODB progid を Dim ステートメントで明示的に指定する必要はありません。ただし、Dim ステートメントを使えばほかのライブラリとの命名の競合を確実に回避できます。

たとえば、同じプロジェクトで ADO と DAO の両方に対する参照を使う場合は、Recordset オブジェクトのインスタンス作成のときにいずれのオブジェクト モデルを使うかを区別するために、次のようなコードで修飾子を追加する必要があります。

 Dim adoRS As ADODB.Recordset Dim daoRS As DAO.Recordset 

CreateObject

CreateObject メソッドでは、2 つの異なる手順で宣言とオブジェクトのインスタンス作成を行います。


ここで、iは自由のためのザ·シムズ2の拡張をダウンロードすることができます
 Dim conn1 Set conn1 = CreateObject("ADODB.Connection") As Object 

CreateObject を使ってインスタンス作成されたオブジェクトは実行時にバインドされます。つまり、型が明確に決定されていないため、完全にコマンド行を確定できません。ただし、プロジェクトから ADO ライブラリに対する参照を省略することはでき、特定のオブジェクト バージョンのインスタンス作成が可能です。次に例を示します。

 Set conn1 = CreateObject("ADODB.Connection.2.0") As Object 

ADO Version 2.0 タイプ ライブラリに対する参照を作成し、またオブジェクトを作成することができます。

CreateObject メソッドでオブジェクトをインスタンス作成する方法は、一般的に Dim ステートメントを使う方法よりも時間がかかります。


イベントの処理

Microsoft® Visual Basic® の ADO イベントを処理するには、WithEvents キーワードを使用してモジュール レベルの変数を宣言する必要があります。変数は、クラス モジュールの一部としてだけ宣言することができ、モジュール レベルで宣言する必要があります。ADO イベントの処理方法の詳細については、「第 7 章: ADO イベントの処理」を参照してください。

Visual Basic の例

ADO のマニュアルには、さまざまな Visual Basic の例が掲載されています。詳細については「Microsoft Visual Basic での ADO コードの例」を参照してください。

関連項目

ActiveX Data Objects スタート ページ | Microsoft Visual C++ での ADO の使用 | Microsoft Visual J++ での ADO の使用 | スクリプト言語での ADO の使用



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